第1回 関西古典研究会が開催されました

会場毎日ビルディング大阪本社において、第1回関西古典研究会が開催されました。
楊淮表紀と李白尺牘を、臨書から創作へ繋げる勉強を、一日集中してやりました。

講師は、矢田照濤会長(玄游会会長)、助講師は、関西在住理事以上高橋翠城先生・中村汀花先生・白波瀬暁月先生・大槻葉月先生・松岡宏苑先生と私が務めさせていただきました。

皆さんの真剣な顔

皆さんの熱気でしょうか、汗をかくほどでした。

『あー、疲れた』とは、よく頑張っていただいたのでしょう。
『楽しかった。家では、いきづまって、なかなか前に進めませんから』
『錬成会に行きます』
『はい、やってみます』

私も実りがあり、勉強させていただけた一日でした。
ありがとうございました。
2回目は、今日の参加者+新しい参加者の方が増えますように。
新しい方にお逢いできるというのは、本当に歓びだと感じました。

講習会最後には、照濤会長の参考揮毫作品と色紙が抽選でプレゼントされました。

第45回全国夏期書道研究会(第一次)参加・熱海

6年目となる熱海の研究会に参加させて頂いてきました。
初参加の時には大勢の先輩先生方とご一緒させていただき、熱海を知り、それからもう6年になりました。
ど緊張というものは、どこかへ行きました。
後は、一生懸命に学ぶ事のみが残されています。

今回は、藤本芳霞さんも初参加されました。
顔は知ってるけど他は何も知らない関係でしたが、熱海のお陰で親睦をはかることが出来ました。

研究会会場の隅はクーラーがききすぎて、冷え過ぎと暑過ぎの繰り返しでした。
冷えに弱い私は、タジタジ。
体力をつけないと駄目だわ。

研究会の終了時間が一時間程早かったので、会長・白波瀬さん・藤本さんと、歩いて
【お宮の松】を観に行きました。

尾崎紅葉の小説「金色夜叉」(こんじきやしゃ)は、有名ですね。
高等中学生の間貫一(はざまかんいち)が、許婚の鴫沢宮(しぎさわみや)を資産家の富山唯継(とみやまただつぐ)に奪われ、高利貸しの鬼となるストーリーですが、特に熱海の海岸での別れの場面が有名です。

第11回 古典研究会 参加

朝6時12分、私は最寄の駅を出発しました。
京都から二人、大槻葉月先生と古典研究会の助講師として参加させていただく為に。
厚狭の駅まで、今日の古典を確認しながら新幹線にゆられて行きました。

皆さんの意識が、『学びたい』と、強く同じ方向を向いていました。
濃茶のような一日でした。

ありがとうございました。

関西でも、第1回古典研究会が11月に行なわれます。
研究会の雰囲気の中で、学ぶものは大きいです。
今すぐ、11月17日(土)は、古典研究会とカレンダーに書き込んでほしいと思います。
切なる思いです。

◎楊淮表紀(ようわいひょうき)
臨書の参考揮毫

 

楊淮表紀のイメージで創作作品を書かれました。

楊淮表紀の講義
長岡祥鳳先生

李柏尺牘の講義
金重紅園先生

壁には、先生方の臨書作品創作作品

欧陽詢の墓碑銘の拓本

臨書・創作をしながら班ごとに、会長の添削を受ける

◎李柏尺牘
りはくせきとく

臨書の参考揮毫

李柏尺牘のイメージで創作作品を書かれまし
た。

会長の右足のように弾んで書けばいい様に思いました。

二つの古典の詩文は同じです。
凄いです。

熱海の三泊四日

熱海=温泉 ではなく、
熱海=夏期 創玄書道会 全国夏期書道研究会(第一次)となって、五年目になりました。
始めは、緊張で爆発しそうな心臓でしたが、今では、それもチョつっと、トクトクっとするくらいになりました。

作品制作は、当然厳しいものがありますが、一番いいと思えることは、創玄書道会の先生方と同じ部屋で作品作りが出来るということです。
玄游会の方以外の書作の仕方を見るということはなかなかありませんね。
筆使いと、いろいろ見られます。
想像では、わからないこともありますし勉強になります。

 今回は、福田虹霞さんも参加され、沢山話をし楽しい四日間でした。
錬成会では話す機会もないですが、玄游会から4人の参加ということで、同じ釜の飯食べたっていう気分でした。
 
 そうそう、 研究会の間には大概、熱海の花火が見られます。
ドンどーーんと音がすると、ささっと部屋に戻り足を伸ばし、『たまや~』の掛け声をやってます。
部屋によっては、見にくいこともありますが、そんなことはどうでもいいでーす。
とにかくほぐれて、また書きます。

部屋にて
この部屋には、玄游会以外の方二人との五人でした。