ぼくは残雪のハイボールを

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ぼくは残雪のハイボールを
ごめんなさい。
ちょいと一ぱいあなたには、はい、甘いジュース。
今を生きていることを、ぐっと飲みましょう。

コル
鳥見迅彦の詩より

金曜の朝、通勤、通学、旅行者らの人混みの京都駅を、人間ドックに急ぐ
私が横切ろうとしたその時、前から歩いてきた急ぐその人の開いた鞄から、透明なペンが私の足元に落ちた。
この急ぐ時に。
しかし、とっさに体がしゃがんでペンを取り、その人に渡して歩いていた。
そのまま振り向きもせず突進した後ろの方で『ありがとうございます』と声がした。
なんせ8時20分には、○○○○病院の2階ドン突きの受付に間に合わさなければいけないのだから。

ペンを拾って渡して、ありがとうございますと声がしたのも、ほんとの話。
振り向かず突進して人間ドックに行ったのも、ほんとの話。

土佐堀川
小説にかぶれ風で書きました。

突進して病院まで急ぐ道の信号で
あっ、顔くらい見たらよかったのに。
にっこり笑えばよかったのに、1秒くらい。
若く独身の私なら、バックミュージックが流れて運命的な出逢いになったのかも…。
どこまで膨らますん。

楽しい行きだったけれど、人間ドックの帰りはへとへとになってました。

今日は、ふれあい会館大人検定です。
いいお天気だこと。

恋歌

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あさいまかてさん 54歳

中学卒業まで大阪羽曳野市で育った、通快な感じの朝井まかてさんの時代小説、読んでみたくなりました。